「人生の旅路」創世記 47章1〜12節

201772日 礼拝 岡田順一牧師

 

「ヤコブはファラオに答えた。『わたしの旅路の年月は百三十年です。わたしの生涯の年月は短く、苦しみ多く、わたしの先祖たちの生涯や旅路の年月には及びません。』」(創世記47:9

 

 

①人生の旅路の評価。

エジプト王ファラオから「あなたは何歳におなりですか」と聞かれたヤコブは「わたしの生涯の年月は短く、苦しみ多く、わたしの先祖たちの生涯や旅路の年月には及びません」と、彼は自分の人生の旅路を反省しました。兄を傷つけ、父をだました結果、兄に恨まれ、おじに欺かれ、息子たちにだまされ続けました。誰でも人生の旅路の評価をしなければなりません。

 

②人生の旅路を価値あるものとする。

「ヤコブはファラオに祝福の言葉を述べた」(7)

大エジプト帝国の王がヤコブの前にひざまずいて祝福を受けたのです。エジプト王をして祝福していただきたいと思わせる品性をヤコブが持っていたということです。それはヤコブの人生が反省の多い旅路であったがゆえに彼が祈りを学び、苦難によって忍耐を学び、神にゆだねる信仰を身に付けていたからです。私たちも人生を価値あるものとすることができます。