「恵まれた母となるために」出エジプト記 20章8〜12節

2017514日 母の日礼拝 岡田順一牧師

 

「助産婦たちは神を畏れていたので、神は彼女たちにも子宝を恵まれた。」(出エジプト記1:21

 

ヨセフの計らいでエジプトに移住したヤコブ一家は、最初七十人でしたが百万人を越える民族となりました。驚異を感じたエジプト王はイスラエルの人々がこれ以上増えないように産まれてくる男の子を皆殺すことを助産婦に命じました。しかしシフラとプアはそれに従わないことを通して神の恵みを与えられました(20)

 

①神を畏れる母。

「助産婦はいずれも神を畏れていたので…男の子も生かしておいた」(17)

彼女たちは助産婦としての仕事を神から与えられた天職として受け止めていたので命令を拒みました。また彼女たちは出産の現場に何度も立ち会うことを通して神による命の授与という奇跡を見続けました。神を畏れる母は幸いです。

 

②子のために命を懸ける母。

彼女たちは命懸けで王の命令を拒みました。母たる者は子のためには肉体の命のみならず魂の命のためにも命を懸けるべきです。魂の救いのために命懸けで祈るということです。そういう母のいる家庭を神は必ず祝福されます。