「キリストの昇天」マルコによる福音書 16章14〜20節

2017423日 礼拝 岡田順一牧師

 

「主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。」(マルコによる福音書16:19

 

 

復活された主イエスが天に上げられた意味を学びましょう。

 

①聖霊降臨のため。

「イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました」(使徒言行録2:33)

主は「あなたがたの上に聖霊が降る」(使徒言行録1:8)と言われた直後に天に昇天されました。それは聖霊降臨の約束の実現のためだったのです。

 

②信仰者が天に希望をもつため。

「イエスが離れ去って行かれるとき、彼らは天を見つめていた」(使徒言行録1:10)

主の昇天を目撃した人々の心にその光景が焼き付けられたように、主の復活を信じる信仰者の心も天に向けられ、天への希望に生きることができます。

 

③キリストが執り成し手となるため。

「この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります」(ヘブライ7:25)

主イエスは天に昇天された後、神に祈るすべての人々のために父なる神に執り成していてくださいます。ここに希望があります。