「キリストの復活の事実」マルコによる福音書 16章1〜8節

2017416日 イースター礼拝 岡田順一牧師

 

「あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。」(マルコによる福音書16:6

 

①キリストの死の事実。

多くの人は主をこの地上にあって神の国をもたらす存在として期待していました。しかしアリマタヤのヨセフは主の死を確認した上でそのご遺体を引き取りました。彼は「神の国を待ち望んで」(15:43)いました。その神の国は死からの復活によって信じる者に与えられる永遠の命の希望だったのです。

 

②天使の証言による事実。

クリスマスの日、羊飼いたちに天使は「救い主がお生まれになった」(ルカ2:11)と歴史的事実を告げました。それと同じ確かさをもって婦人たちに天使は「あの方は復活なさって、ここにはおられない」と主の復活の事実を告げました。

 

③人々の証言による事実。

「イエスは…復活して…マグダラのマリアに御自身を現された」(9)彼女が喜びをもって主を証しするためでした。エマオの途上の二人に御自身を現されました(12)。復活の事実の聖書の裏付けを知らせるためでした(ルカ24:27,32)。