「自分の十字架を負って」マルコによる福音書 8章31〜38節

2017319日 復活前第四主日礼拝 岡田順一牧師

 

「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(マルコによる福音書8:34

 

①キリストへの理解。

「あなたがたはわたしを何者だと言うのか」との主の質問にペトロは「あなたは、メシアです」と答えました(29)。メシアとは救い主という意味です。レント(受難節)を歩む中、私たちもキリストを自分の救い主として告白しましょう。

 

②十字架を宣べ伝える。

「イエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け…殺され、三日の後に復活する」(31)ことを弟子たちにはっきりとお話しになりました(32)。私たちも全人類の唯一の救いの道である十字架のメッセージをはっきりと宣べ伝えましょう。

 

③自分の十字架を負って主に従う。

十字架に向かう主は弟子たちに三つの生き方を教えました。第一に「自分を捨て」自我を、自己中心を、自分さえ良ければという生き方を捨てることです。第二に「自分の十字架を背負って」私たち一人一人に対する神の計画にどこまでも従って行くことです。第三に「わたしに従いなさい」少しでも主に倣い、主に近付き、主のように生きることです。