「神が共にいる恵み」創世記 39章1〜23節

「主がヨセフと共におられ、ヨセフがすることを主がうまく計らわれたからである。」(創世記39:23

 

失う恵み。

ヨセフはエジプトに売られ、故郷を失い、家族を失い、自由を失って絶望しました。絶望に至ってヨセフは神に真剣に祈り、祈りの中に神が自分と共におられることに目が開かれました。多くのものを失い裸のようになって得る恵みがあります。

 

②主が共にいる恵み。

第一に神の最善の御手が動かされました。「主がうまく計らわれた」第二に神の恵みが証しされました。神の最善を主人が見ていました。(3)第三に証しによって主人に愛され信頼されました。(4)第四にヨセフの関わる人々が祝福されました。(5)神が共におられる人の行く所には神の祝福が伴うのです。

 

③誘惑に勝つ恵み。

ヨセフは主人の妻に誘惑されましたが、それに勝つことが出来ました。その秘訣は第一に謙虚さです。彼は主人の信頼に対して高慢になりませんでした。(89)第二に「神に罪を犯すことができましょう」(9)と神の目を畏れました。第三に自分の弱さを自覚していました。誘惑の場を避けました。(10)