「愛の源泉である罪の赦し」ルカによる福音書 7章36〜50節

2018826日 伝道礼拝 岡田順一牧師

 

「この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。」(ルカによる福音書7:47

 

①人の思いを聞かれるキリスト。

一人の罪深い女がイエス様の所に来ました。その光景を見たシモンは「『罪深い女なのに』と思った」(39)イエス様はその心の中の思いを知られました。イエス様は人の思いを聞かれるお方です。この罪深い女はイエス様は自分のことを知っていてくださる安心感から主のもとに来たのです。

 

②愛の源泉である罪の赦し。

イエス様はシモンに金貸しが二人の借金を帳消しにする譬えを話されました(4143)。「帳消し」は「贈り物」を意味しています。十字架による罪の赦しも神からの無代価の贈り物です(ローマ6:23)。赦しへの感謝が愛を生み出します。

 

③人を変えるキリストの愛。

イエス様はシモンに罪深い女の行動の意味を説明しました。「あなたは足を洗う水もくれなかったが、この人は涙でわたしの足をぬらし…あなたはわたしに接吻の挨拶もしなかったが、この人は…わたしの足に接吻してやまなかった」(4445)この女性は自分を見下げるシモンの欠けを補ったのです。