「百倍の実を結ぶ」ルカによる福音書 8章1〜15節

2018812日 礼拝 岡田順一牧師

 

「ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」(ルカによる福音書8:8

 

種を蒔く人のたとえから、百倍の実を結ぶ種である神の言葉の祝福の可能性を学び、その祝福にあずかる条件を学びましょう。

 

①神の言葉を中心におく人の結実。

「種は道端に落ち」(5)

神の言葉を心の片隅におく人です。その人は悪魔の誘惑に負けやすく神の言葉を捨てます。神の言葉を心の中心におく人は結実します。

 

②祈りによって神の言葉を聞く人の結実。

「種は石地に落ち」(6)

根がないので祝福が長続きしません。「根」とは祈りの生活です。「隠れたことを見ておられる…父が報いてくださる」(マタイ6:6)

 

③神を第一とする人の結実。

「種は茨の中に落ち」(7)

「茨」とは思い煩い、富、快楽です(14)。これらよりも神を第一とする時、神は思い煩いから解放し、必要を満たして下さいます(マタイ6:33)

 

④善い心を持った人の結実。

「良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き」(15)

「神は…万事が益となるように共に働く」(ローマ8:28)

善いと益は同語です。善い心は神の最善を信じます。