「神につまずかない人の幸い」ルカによる福音書  7章18〜35節

201885日 礼拝 岡田順一牧師

 

「わたしにつまずかない人は幸いである。」(ルカによる福音書7:23

 

①イエス様につまずかないために。

洗礼者ヨハネはヘロデ王によって投獄され、そのため彼の多くの弟子たちは彼から離れイエス様の弟子となっていました。そのことにつまずきを感じていた弟子たちにヨハネは主のもとに行くことを勧めました(19)。それはイエス様につまずかない最良の方法はイエス様のことをもっと知ることだったからです。彼らが主のもとで見たことは「目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ…」(22)現実の主の御業でした。私たちもさらにイエス様のことを知る必要があります。

 

②イエス様につまずかない人の模範。

イエス様は洗礼者ヨハネについて「女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない」(28)と評価されました。その理由は第一に「風にそよぐ葦」(24)のように揺れ動くことなく神を第一に生きる人だったからです。第二に「あの方は栄え、わたしは衰えねばならない」(ヨハネ3:30)内なる自我は衰え主が我が内に栄えることを願って生きたからです。