「弟子を選ぶイエスの祈り」ルカによる福音書 6章12〜19節

2018610日 礼拝 岡田順一牧師

 

「イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。」(ルカによる福音書6:1213

 

①弟子を使徒とされたキリスト。

「弟子たちを呼び集め…使徒と名付けられた」キリストは「弟子」(習う者)を「使徒」(使命を与えられて派遣される者)とされました。この使徒たちが初代教会の土台となりました(エフェソ2:20)。私たちもただキリストに習う者から使命を与えられて派遣される使徒となるべきです。礼拝の場から家庭に、職場に、学校に、地域に遣わされていくのです。

 

②12使徒を選ばれたキリスト。

「神に祈って夜を明かされた」キリストは徹夜の祈りによって12使徒を選ばれました。夜を明かすとは医学用語で医師が徹夜で患者を看病をする時に使われる言葉です。医師が「この人は大丈夫か、峠を越えられるのか」心配して看病するように弟子たち一人一人のために祈りの格闘をして選ばれました。私たちも主のそのような祈りによって選んでいただいた一人一人であることを感謝し、使徒として歩みましょう。