「風 道 祈」ヘブライ人への手紙 11章13〜16節

201863日 特別賛美礼拝 イ・ミヌク牧師(韓国オンヌリ教会副牧師)

 

「彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。」(ヘブライ人への手紙11:16

 

雪国のミッションスクールで書道を教えていた先生が百歳を迎えた時、多くの教え子たちがお祝いに集まりました。イギリスのBBC放送の記者がその方に「どうして雪と風のある所に長く住まわれたのですか」と質問をした。それに対して「風、道、祈」と三つの言葉を筆で書いて答えました。それはその先生の一生を説明する言葉でした。風とは人生における試練を意味しています。道とはその試練のある人生を逃げることなく歩むことを意味しています。祈とは試練のある人生を祈りながら神と共に歩むことを意味しています。祈りながら歩んでも風はなくなりませんが、人生の風を克服する力を神からいただくことができます。風、道、祈、これに徹して歩みますならば行き着く所は「天の故郷」です。それは私たちが思うよりも更にまさった素晴らしい都なのです。