「安息日の意義」ルカによる福音書 6章1〜11節

2018527日 礼拝 岡田順一牧師

 

「彼らに言われた。『人の子は安息日の主である。』」(ルカによる福音書6:5

 

①安息日の起源。

第一の起源は天地創造。「第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった」(創世記2:2)神は創造の業に満足し安息されました。私たちも創造主を喜び、良い作品として造られた自らを喜ぶことが安息日の意義です。第二の起源は十戒。安息日を守るべきことを命じられた後、出エジプトを思い起すべきことを教えられました(申命記5:1215)。救いを確認することが安息日の意義です。第三の起源はキリストの復活。土曜安息が日曜礼拝に変更しましたのはキリストが日曜日の朝に復活されたからです。キリストの十字架と復活を覚えることこそ安息日の意義です。

 

②安息日の中心であるキリスト。

「人の子は安息日の主である」安息日は主の御心である神の愛を確認する日です。主は手の萎えた人に「手を伸ばしなさい」と言われました(10)。それは神の愛を拒ませる部分を自分に任せることを求める主の招きの言葉です。私たちも日曜礼拝毎に神の愛を拒ませる一切の部分を神にお任せし、神の愛を確信して歩むことこそ安息日の大いなる意義です。