「世に対する聖霊の働き」ヨハネによる福音書 16章1〜15節

2018520日 ペンテコステ礼拝 岡田順一牧師

 

「その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。」(ヨハネによる福音書16:8)

 

①罪についての聖霊の働き。

「罪についてとは、彼らがわたしを信じないこと」(9)

「罪」とは「的はずれ」の意味ですが、聖霊は私たちにその心から神を締め出し、神を信じないで自分が王となって生きることこそ的はずれの生き方であって、その罪によって自分に不幸を招くことになることを明らかにしてくださいます。

 

②義についての聖霊の働き。

「義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなること」(10)

キリストが罪無き義なるお方であることは主の復活と昇天が証明しています。聖霊はこの義なるお方を信じる以外に私たちが義なるものになることはできないことを明らかにしてくださいます。

 

③裁きについての聖霊の働き。

「裁きについてとは、この世の支配者が断罪されること」(11)

この世において罪人である支配者が繁栄しているように思えても聖霊は十字架上の主イエスの姿を通して裁きの時が必ずやってくることを明らかにしてくださいます。