「子の美しさを見る母」出エジプト記 2章1〜10節

2018513日 母の日礼拝 岡田順一牧師

 

「彼女は身ごもり、男の子を産んだが、その子がかわいかったのを見て、三か月の間隠しておいた。」(出エジプト記2:2

 

母の日を覚えて、モーセの母ヨケベドの信仰に学びましょう。

 

①子の美しさを見る母。

ユダヤ人がエジプトにおいて増加した時、エジプト王はユダヤ人から産まれる男の子を殺す命令を出しました。その頃モーセが産まれ、ヨケベドは命懸けでモーセを守ろうとしました。その理由は「その子の美しさを見、王の命令を恐れなかったからです」(ヘブライ11:23)彼女が我が子に見た美しさは外見の美しさだけではなく「神の目に適った美しい子」(使徒言行録7:20)神による美しさを見ました。すべての幼子の中にこの美しさがあります。すべての幼子が霊によって育てられるべきです(ヨハネ3:6)

 

②子の将来を神に託す母。

ヨケベドは自分の力の限界を知り、モーセの将来を神に任せてナイル川に流しました。神はモーセを王女に拾わせ、ヨケベドに戻されました(310)。 ヨケベドはモーセに霊的教育を行い、その教育によって彼は大指導者となっていきました(ヘブライ11:2426)。神に子を託す時、神の最善が行われます。