2018年5月6日 礼拝 岡田順一牧師
「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。」(ルカによる福音書5:38)
イエス様は新しい時代の到来を三つの譬えによって話されました。
①結婚の譬え。
「花婿が一緒にいるのに」(34)
花婿とはイエス様のこと、花嫁は私たち信仰者です。花嫁にとって「花婿が一緒にいる」ことは最高の喜びです。信仰者にとってキリストにおいていつも喜んでいることができます(テサロニケ一5:16~18)。新しい時代とは花婿が一緒にいるので何があっても喜ぶことのできる人生です。
②継ぎ当ての譬え。
「新しい服から…古い服に継ぎを当てたりはしない」(36)
この譬えの意味は主は私たちの一部分ではなく全存在を造り変えてくださるということです。新しい時代とは神に一切をお任せして心の奥底まで造り変えていただく恵みなのです。
③革袋の譬え。
「新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない」
この譬えの意味はイエス様に出会った人の新しい生き方です。中風の人を癒した信仰(20)大漁を与えた希望(6)重い皮膚病の人に触れる愛(13)主に倣って信仰、希望、愛に生きることです。