「あわれみの御手」ルカによる福音書 5章12〜16節

2018415日 礼拝 岡田順一牧師

 

「イエスが手を差し伸べてその人に触れ、『よろしい。清くなれ』と言われると、たちまち重い皮膚病は去った。」(ルカによる福音書5:13

 

①受け入れる愛。

重い皮膚病はレビ記13章には汚れた病と扱われています。しかしイエス様は手を差し伸べてその人に触れました。それは受け入れる愛の行為です。私たちは病以上に心の汚れた者です。その私たちにも受け入れる愛が注がれているのです。

 

②神の御意思にゆだねる信仰。

「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」(12)と重い皮膚病の人は主の御心を第一にして求めました。その結果「よろしい。清くなれ」との主の言葉によって「重い皮膚病は去った」のです。神の御意思を第一にする時、神御自身が病を取り去ってくださいました。

 

 

③主のあわれみの御手。

「イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ」(マルコ1:41) 深く憐れむとは「はらわたが痛む」意味です。救い主について「多くの痛みを負い、病を知っている」(イザヤ53:3)と預言されています。主は今日も私たちの祈りに対してその痛み、病を理解して憐れみの御手を伸ばしてくださいます。