「イエスのまなざし」ルカによる福音書 22章54〜62節

2018318日 礼拝 岡田順一牧師

 

「主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、『今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう』と言われた主の言葉を思い出した。」(ルカによる福音書22:61

 

 

①変わらないまなざし。

人のまなざしは隣人への評価が変わる時、変わってしまいます。しかしイエスのまなざしは私たちへの永遠の愛によって永遠に変わらないまなざしを向けてくださいます。

 

②期待のまなざし。

「シモンに『…漁をしなさい』と言われた。シモンは『…しかし、お言葉ですから』」(5:45)とペトロは主の期待に応えました。「シモンに言われた。『…あなたは人間をとる漁師になる』…彼らは…すべてを捨ててイエスに従った」(5:1011)とペトロは主の期待に応えて他者にも感化をもたらしました。

 

③祝福をもたらすまなざし。「あなたは今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう」(34)と主は予告されました。しかしそれに先立って「わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った」(32)とペトロに言われました。主のまなざしには祈りが伴っています。その祈りが祝福に至らせるのです。