「神の召命への道」ルカによる福音書 5章1〜11節

2018311日 礼拝 岡田順一牧師

 

「イエスはシモンに言われた。『恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。』」(ルカによる福音書5:11

 

①召命の基本である御言葉への信仰。

主イエスは漁師たちに「漁をしなさい」(4)と言われました。彼らは前夜不漁を経験していましたが「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と主の言葉に従いました(5)。その結果は大漁でした。自分の経験よりも神の言葉を信じていくことが、神の召命に応える基本です。

 

②神の召命に応える自分を知る必要。

主の言葉に従って大漁を経験したペトロは「主よ、わたしから離れてください」(8)と言いました。彼にとって漁をすることは唯一の誇りでした。しかし主の言葉は彼の経験、誇りをはるかに越えていました。ペトロは自らの弱さを知らされました。神は弱い私たちを用いてくださいます。

 

③神の召命に応える信仰。

主はペトロに「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる」と招かれました。自らの弱さを恐れるペトロに主は、召命を与えた主御自身が常に共にいて、その任を果させてくださると約束してくださいました。