「イエスの恵み深い言葉」ルカによる福音書 4章14〜30節

201834日 礼拝 岡田順一牧師

 

「皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。『この人はヨセフの子ではないか。』」(ルカによる福音書4:22

 

 

①恵みをもたらすキリスト。

主イエスは恵み深い言葉を貧しい人、捕らわれている人、目の見えない人、圧迫されている人(18)に語りました。それは心の貧しい人、罪に捕らわれている人、神に目が閉ざされた人、この世に圧迫されている人、神を必要としている人です。恵み深い言葉は信じる者の上に実現していきました。

 

②神の恵みを失う不信仰。

多くの人は主の言葉に驚きつつも「この人はヨセフの子ではないか」と言って受け入れませんでした。そこで主は二人の人物を紹介しました。「大飢饉が起こったとき…エリヤは…サレプタのやもめのもとにだけ遣わされた」(2526)このやもめは最後の食料を神に従ってエリヤに差し出して祝福されました。「重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった」(27)ナアマンは自分のプライドを捨てて預言者エリシャの言葉に従い癒されました。へりくだって神を信じるなら神の祝福を得、不信仰は恵みを失います。