「誘惑に勝利する道」ルカによる福音書 4章1〜13節

2018225日 礼拝 岡田順一牧師

 

「イエスはお答えになった。『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある。」(ルカによる福音書4:8

 

 

①誘惑を受ける意味。

主は「わたしたちの弱さに同情できない方ではなく…あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われた」(ヘブライ4:15)「あらゆる点」とは悪魔が私たちを誘惑する三つの点肉の欲、目の欲、生活のおごり(ヨハネ一2:16)です。誘惑を受ける時、誘惑に勝利された主の同情に心を向けるべきです。

 

②肉の欲への勝利。

空腹の主への誘惑に対して主は「人はパンだけで生きるものではない」(4)と、肉体の健康のためのパンと魂の健康のための神の言葉が人間には必要であると答えられました。

 

③おごりへの勝利。

「一切の権力と繁栄とを与えよう」(6)との誘惑に対して主は「ただ主に仕えよ」(8)と答えました。ただ主だけが与えてくださるアガペーの愛以上に必要なものはないからです。

 

④目の誘惑への勝利。

自分の願いどおりになることを見る誘惑に対して主は「主を試してはならない」(12)と答えました。私たちはどこまでも主の最善を疑うことなく主を信頼すべきです。