「天に届く祈り」ルカによる福音書 3章21〜38節

201824日 礼拝 岡田順一牧師

 

「イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。」(ルカによる福音書3:2122

 

①主イエスの受洗の意味。

罪無きキリストが洗礼を受けられた意味は罪人である私たちと一体となるためでした。主イエスは大勢の人々と一緒に受洗され、私たち罪人と同じ立場に立たれました。「『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた」(22)それは神の御子主イエスと受洗して神の子となった私たちが一体となったことの証しの御声でした。

 

 

②祈りを生涯の仕事とされたイエス。

「イエスも洗礼を受けて祈っておられると」受洗された主イエスが最初にされたことは祈りでした。祈りの結果、天が開け、聖霊が降りました。この出来事は主イエスの生涯に渡って継続されました。主イエスが十字架上で最後の祈りをささげた時「神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた」(23:45)これはすべての信仰者に対して主イエスを模範として祈りを生涯の仕事とすることが出来るようになった証しでした。