「救い主に導く聖霊」ルカによる福音書 2章22〜38節

2018114日 礼拝 岡田順一牧師

 

エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。」(ルカによる福音書2:25

 

神に選ばれた人の使命。

「言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった」(ヨハネ1:11)

救い主を受け入れることの難しい世にあってシメオンは信仰あつく救い主を待ち望み、アンナは「神殿を離れず、…夜も昼も神に仕えてい」(37)ました。今日も少数であっても信仰を貫き、使命を果す存在こそ尊いのです。

 

②聖霊に導かれて歩む。

シメオンについて「聖霊が彼にとどまってい」(25)ました。シメオンに対する聖霊の働きは「イスラエルの慰められるのを待ち望み」とありますが第一に聖霊は愛する民の救いを待ち望む信仰を与えます。

「主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた」(26)

第二に聖霊は生死をも神に任せる信仰を与えます。

「霊に導かれて…両親は…イエスを連れて来た」(27)

第三に聖霊はキリストに私たちの心を向かわせます。この年も聖霊に導かれて歩みましょう。