「マリアへの受胎告知」ルカによる福音書 1章26〜38節

2017123日 アドベント第一主日礼拝 岡田順一牧師

 

「マリアは言った。『わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。』」(ルカによる福音書1:38)

 

名に表された救い主誕生の意味。

「その子をイエスと名付けなさい」(31)

イエスとは「主は救いである」との意味でヘブライ語ではヨシュアです。旧約のヨシュアがイスラエルの民を約束の地に導いたようにイエスは神の国へ信じる者を導いてくださいます。

 

②預言の成就としての救い主の誕生。

「神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる」(32)

ダビデの子孫から救い主が誕生するとの預言が千年の月日を経て、クリスマスに成就されました。

 

 

③聖霊による救い主の誕生。

「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む」(35)

最初の人アダムが神に霊を吹き入れられて創造されたように、処女マリアは聖霊によって受胎しました。

 

④マリアの信仰。

「マリアはこの言葉に戸惑い」(29)マリアは神の言葉に注目しました。

「神にできないことは何一つない」(37)マリアはこの神の言葉を信じました。

「お言葉どおり、この身に成りますように」マリアは神の言葉を自分に結び付けました。