「神の愛と聖霊の注ぎ」詩編 23篇1〜6節

20171112日 礼拝 岡田順一牧師

 

「わたしの頭に香油を注ぎ」(詩編23:5

 

①神による愛の注ぎ。

主イエスから罪を赦された罪深い女は主に香油を注いで感謝を表しました。その行為について主は「この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる」(ルカ7:47)と言われました。彼女が主に香油を注いだのは罪赦されたという理由がありましたが、牧者なる神が私たちに愛を豊かに注いでくださる理由は、ただ私たちが羊であるからです。牧者なる神を心から慕う羊であるがゆえにのみ、牧者なる神は羊である私たちに溢れるほどの豊かな愛を注いでくださるのです。

 

 

②聖霊の豊かな注ぎ。

聖書において「油」はしばしば聖霊を意味しています。救い主の本来の意味は「油注がれた者」ということです。主はヨハネから洗礼を受けられた時、聖霊が注がれました。「神は、わたしたちの救い主イエス・キリストを通して、この聖霊をわたしたちに豊かに注いでくださいました」(テトス3:6)牧者なる神は信じる者に必ず聖霊を豊かに注いでくださり、新たに生まれさせ、新たに造りかえ、永遠の命を与えてくださいます。