「人生の祝宴」詩編 23篇1〜6節

2017115日 礼拝 岡田順一牧師

 

「わたしを苦しめる者を前にしても あなたはわたしに食卓を整えてくださる。」(詩編23:5

 

①神に招かれた者の幸い。

「あなたはわたしに食卓を整えてくださる」と、神の食卓にあずかれる人とは神を信じて神の子となった人のことです。「整える」と訳された言葉の意味は「先回りする」「備えられている」ということです。子のために母親が三度の食事の用意をしてくれるように神の子に対しては、神は必ず人生において先回りするように必要を備えていてくださるのです。

 

 

②敵の前にも備えられる愛の糧。

ダビデは多くの罪を犯し、自分こそ「わたしを苦しめる者」と思っていました。その自分の罪について「罪から清めてください」(51:4)と神に悔い改めた時、ダビデは「あなたのみにわたしは罪を犯し 御目に悪事と見られることをしました」(51:6)と自分の罪が神への罪であり、神をいかに苦しめていたかを知らされました。神は神を苦しめる私たちを前にしても、私たちに食卓を備え続けてくださいました。その神の恵みを忘れることなく神に喜ばれる者として歩みましょう。