2017年10月29日 礼拝 岡田順一牧師
「あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける。」(詩編23:4)
①神の大いなる保護。
羊飼いの鞭は羊を野獣、夜盗から守るために用いられます。
「瞳のようにわたしを守り」(17:8)
牧者なる神は私たちを「瞳のように」優しく守ってくださいます。
「主はあなたのために、御使いに命じて あなたの道のどこにおいても守らせてくださる」(91:11)
常に神の保護があることを信じましょう。
②神の大いなる導き。
羊飼いの杖は羊を導くために用いられます。
「わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから」(121:2)
天地を造られた主はすべての被造物を見渡せる場所におられ、私たちを助けてくださいます。ですからその導きに誤りはありません。
③神の大いなる慰め。
「それがわたしを力づける」
力づけるとは「慰め」の意味もあります。神の保護の役割をする鞭を牧者なる神は「愛の鞭」として用いることもあります。「主は愛する者を鍛え」られます(ヘブライ12:6)。その目的はどんな時にも牧者なる神に信頼するためです。試練も愛の鞭と知る時、慰めとなります。