「神の守りと慰め」詩編 23篇1〜6節

20171029日 礼拝 岡田順一牧師

 

「あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける。」(詩編23:4

 

①神の大いなる保護。

羊飼いの鞭は羊を野獣、夜盗から守るために用いられます。

「瞳のようにわたしを守り」(17:8)

牧者なる神は私たちを「瞳のように」優しく守ってくださいます。

「主はあなたのために、御使いに命じて あなたの道のどこにおいても守らせてくださる」(91:11)

常に神の保護があることを信じましょう。

 

 

②神の大いなる導き。

羊飼いの杖は羊を導くために用いられます。

「わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから」(121:2)

天地を造られた主はすべての被造物を見渡せる場所におられ、私たちを助けてくださいます。ですからその導きに誤りはありません。

 

③神の大いなる慰め。

「それがわたしを力づける」

力づけるとは「慰め」の意味もあります。神の保護の役割をする鞭を牧者なる神は「愛の鞭」として用いることもあります。「主は愛する者を鍛え」られます(ヘブライ12:6)。その目的はどんな時にも牧者なる神に信頼するためです。試練も愛の鞭と知る時、慰めとなります。