「手を伸ばしなさい」マルコによる福音書 3章1〜6節

20171022日 礼拝 岡田文美佳副牧師

 

「その人に、『手を伸ばしなさい』と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。」(マルコによる福音書3:5

 

①主の心はわたしに向かっています。

イエス様の関心は、人の抱える弱さや痛みに向けられます。主が来られた会堂には、様々な人がいました。病む人、痛む人、律法に縛られている人、人生の変革を恐れる人。主は、私たちの抱える痛みに向き合ってくださいます。

 

②主の御業は、豊かになされます。

主イエス様は、手の不自由さを抱える一人の人に向き合い、癒しの御業をなさいました。それは、人々の思惑を超え、安息日の厳守を愛の律法によって超え、人々の常識や変えられない現実を超えるものでした。そしてそこに、十字架への道をもいとわれない主のお姿を見ます。

 

 

③「手を伸ばしなさい」の声に応える。

「真ん中に立ちなさい」「手を伸ばしなさい」と主イエス様は私にも呼び掛けられます。主の招きは単純です。その招きに幼子のように「はい」と答え、手を伸ばす者でいたいと願います。