「創世記のキリスト」創世記 1章26〜31節

201793日 礼拝 岡田順一牧師

 

「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。』」(創世記1:26

 

①初めから存在されたキリスト。

人間を創造された神が「我々に」と複数形で表現されているのは父なる神、御子キリスト、聖霊なる神の三位一体の神を表しています。「天地創造の前からわたしを愛して」(ヨハネ17:24)とキリストは初めから存在されたお方です。

 

②初めから救いの計画であったキリスト。

創世記4章においてカインが弟のアベルを殺害しました。その理由は「彼は悪い者に属して」(ヨハネ一3:12)とカインが父アダムの罪の遺伝を受けて罪人なので罪を犯したのです。全人類が罪の遺伝を受けています。しかしイエス・キリストは罪人である全人類の救い主となられました。

 

 

③キリストの十字架による救い。

アダムとエバを罪に誘った蛇に神は「彼はお前の頭を砕きお前は彼のかかとを砕く」(3:15)と預言されました。彼とはキリスト、お前とは悪魔のことです。悪魔はキリストのかかとを砕き十字架に追いやります。しかしその十字架が全人類の救いとなり、悪魔への完全な勝利となるのです。