「神の顧み」創世記 50章1〜26節

2017820日 礼拝 岡田順一牧師

 

「神は必ずあなたたちを顧みてくださり、この国から…誓われた土地に導き上ってくださいます。」(創世記50:24

 

 

神に祝福された者の死。

ヤコブの死に際して王に準ずる程の盛大な葬儀が行われました(111)。これは神に祝福された者の死は、この世のいかなる人の死にも劣らず尊いことを表しています(詩編116:15、黙示録14:13)。どうか信仰を全うして尊い生涯を歩みましょう。

 

②人生を導く神。

ヤコブの死後、ヨセフの兄たちはヨセフの仕返しを恐れました(15)それに対してヨセフは「あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにしてくださったのです」(20)と言いました。神こそが人生の導き手であり、完成者なのです。

 

③初めであり、終りである神。

ヨセフは死に際して「神は、必ずあなたたちを顧みてくださいます。そのときには、わたしの骨をここから携えて上ってください」と告げ(25)、それは実行されました(出エジプト記13:19、ヨシュア24:32)。神はヨセフを持ち運び約束の地に葬りました。神こそ私たちの人生の初めであり、終りなのです。