「神の僕となる幸い」創世記 47章13〜26節

2017723日 礼拝 岡田順一牧師

 

「彼らは言った。『あなたさまはわたしどもの命の恩人です。御主君の御厚意によって、わたしどもはファラオの奴隷にさせていただきます。』」(創世記47:25

 

 

①ヨセフの神による知恵。

夢の意味を解き明かす知恵を神から与えられたヨセフについてエジプト王から「神の霊が宿っている人」、彼の言葉は「神が…みな示された」(41:3839)と言われました。私たちの賜物も神から授かっていることを忘れてはなりません。

 

②隣人のための神の知恵。

ヨセフは飢饉に苦しむ民に食糧を与えるため、銀(14)、家畜(16)、農地(20)によって分け与えましたが、そのすべてを民が失った時、民を奴隷にすることによって彼らを助けました(2324)。彼の知恵が隣人のために用いられたのです。

 

③神の僕となる。

エジプトのすべての民はヨセフの奴隷となりました(21)。ヨセフは主イエスの雛形です。すべてのクリスチャンは主の僕となるべきです。民はヨセフに「わたしどもの命の恩人」と言いました。私たちにとって主は永遠の命の与え主です。「奴隷にさせていただきます」と自らすすんで主の僕になりましょう。